読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

8年間引きこもっていたら統合失調症と診断されました。

統合失調症と診断された元引きこもりの覚え書き。

今日も疲れた…。

今日も作業所へ行ってきましたが、いよいよアニメ制作という無理難題も期限が近づきその無理難題ぶりを露わにしてきた、という感じです。

1秒間に20コマ動くアニメを数十秒分、自分ひとりで作らなければならない、しかも一人の人物や物を動かすだけではなく画面内の複数の人物を同時に…ってもう無理に決まってます。なんでこんな無茶な要求に応えなければならないのかさっぱりわかりません。たぶんプロのアニメーターでも厳しいんじゃないでしょうか。それをただポンチ絵が描けるだけの素人のわたしに平然と要求してくるのだから堪ったもんじゃない。たぶんそれがいかに不可能かクドクド説明したところで理解してもらえないかもしれません。さっさと辞めたいです。

 

今日は漫画について考えていました。例えばマガジンに連載されている『神様のいうとおり』や、ヤングジャンプで連載されていた『ライアーゲーム』といったいわゆるデスゲーム系の漫画と、ジャンプで連載されている『ワールドトリガー』などの、何かの組織に所属し仲間たちと成長していくといった系統の漫画の異同について。後者の漫画を一応ここでは「戦士共同体的漫画」と呼んでおきます。

で、この二つの系列の漫画を並置可能としているのは、これらの漫画がともにある「外部」の何らかのヤバそうな存在を軸にその独自の世界を築き上げている、という点です。例えば「謎の組織」や「宇宙人」、「ネイヴァー」といった存在です。

なんだか統合失調症の妄想に登場しそうな感じですね。

ともかく、これらの存在によってかあるいは対峙してかして作り上げられた何らかの序列化された集団の中に放り込まれる、というのがこれらに共通する性質なようです。序列化とは、例えば集団内で勝者と敗者に別れたり、ランク別に分けられていたり、ということです。

この二つの系列を同時に含んだ漫画が、おそらくこれらの源流としても位置付けられる『GANTZ』だと思います。

しかし、『神様の…』や『ライアーゲーム』が集団内の序列を争うデスゲームを主体としているのに対し、『ワールドトリガー』や『GANTZ』ではむしろ「外部」の何らかの存在との戦いをメインとしています。そこにも一応組織内の序列やそれを巡る集団内部での戦いは存在するが、そちらはあくまで「外部」と戦う上で必要とされているかどうか、という枠組みからはあまり逸脱しません。

 

つまり、前者のデスゲーム系漫画が「外部」(謎の組織や『神様』などの超越的存在)を頂点とするヒエラルキー内部で如何に勝利するか、という、いわば「外部」への問いというか疑問をある程度おざなりにしてひたすらゲームのルールを順守した上で同じルールの順守者との戦いを繰り広げるのに対し、後者は「外部」そのものとの関係を問題にしたりしています。

(そして、『ワールドトリガー』のネイヴァーも『GANTZ』の宇宙人もともにそのボーダーやGANTZチームの「技術的」な始祖であったりします。つまりテクノロジーなどの法則という「ルール」を作り出した存在との闘いという構図になっています。もっともデスゲーム系の漫画も最終的にはルールを作り出した始祖との戦いになっていきますが。)

 

これは、個人的にはミステリ小説とSF小説の違いに相当すると思います。(まあワートリもガンツもSFだから当然なのですが。)

ミステリはある意味「密室」というか、ルールの決まった閉鎖的な環境や犯人の作り出したある種のゲームをどう解くか、というところを魅力としていると思うのですが、SFではむしろその「外部」である何か、例えば宇宙だとか未来世界などのファンタジーが魅力となっています。

ミステリが我々の自明の法則の適用によるトリックの解明を主とするなら、SFはその法則の拡張、つまり未知なるものの登場ということを主としているように思います。

これは上述のデスゲーム系漫画と戦士共同体的漫画における「組織のルールを踏まえてその内部の関係で序列を決定するか」、「組織のルールを超えた何らかの存在との戦いを主軸として序列が決定されるか」という違いと等しいと思います。

(『ワールドトリガー』の場合ランクを決定するのは組織内のルールに則ったランク戦ですが、それでも大義はあくまで「外部」の敵との戦いなので良しとします…)

そして、前者においては「外部」の存在による時としてめちゃくちゃな恣意的ルールが説明され、これに則りバトルロワイヤル的な戦いが繰り広げられるのに対して、後者ではあくまでこの現実世界の延長上にあるかのような未知の技術体系が説明されます。

つまり前者が「属人的」なら、後者は「属世界的」、と言えそうです。(そんな言い方をしていいのなら。)

これはミステリが結局「犯人」に謎を帰着させることと、SFが科学的体系に何ほどか帰依しているのと似ています。

 

 

 まあSFもミステリもそんなに読んでないので全くの素人の半ば妄想な文章でしかないですね。

なんか疲れたので今日はこのへんにしておきます。結局漫画は描きませんでした…。